◇ 展示時間:常設展示
◇ 展示場所:徐州博物館
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乾隆行宮は、清の高宗?乾隆皇帝が南巡の際に徐州で滯在した場所で、雲龍山行宮とも呼ばれています。隆22年(1757年)に両江総督の尹継善(いんけいぜん)によって建設が進められました。乾隆皇帝が南巡で徐州を訪れた際、ここに滯在しました。行宮は前後左右に三進の院落(中庭)で、建物が密集し、その規模は壯大で、風景も美しい場所でした。 清末以來、行宮の建物の大部分は破壊されて、今現在は南向きの大殿が殘っています。この大殿は雲龍山に向かって建てられており、東西の長さは13.3メートル、南北の幅は6.8メートルです。四本の梁と八本の柱で支えられ、すべて四川産のヒノキで造られています。単層の屋根は角が反り上がり、黃色い釉薬のかかった筒瓦が葺かれ、垂木や梁には彩色が施され、廊下の欄間には金龍が描かれています。その姿は金碧輝煌(としており、非常に壯観です。
行宮內には亭や臺、榭、閣が配置され、建物は赤い壁に黃色い瓦、その間に松や柏が茂り、皇室の宮殿としての重厚さと厳かさを感じさせます。乾隆皇帝自らが行宮のために二つの対聯を書いています:
- 「名園は水辺に建てられ、野竹は雲をつくほど高く伸びる」
- 「 門の外には秀麗な峰が立ち、 階段の前には深い谷が広がる」
乾隆行宮は江蘇省の文物保護単位で、行宮の本堂では、乾隆が南巡し、4回徐州を訪れた歴史や逸話が復元の場面などの形式で語られています。行宮東側の碑廊には珍しい唐石棟及び歐陽詢、虞世南、蘇軾、米芾、岳飛など歴代の碑刻が陳列されています。